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仕事内容
これまで開発してきたシステムをいくつかご紹介します。
Androidの自動化システム
Android端末の操作を自動化するシステムの開発です。
以下の3つのコンポーネントで構成されます。
・ 自動化対象の操作を直接実行するAndroidアプリケーション
・データベース(MySQL)
・全体を制御したり、データベースを閲覧するためのWebアプリケーション
Androidにはadbという開発ツールがGoogleから提供されており、タップやスワイプなどの操作をコマンドで実行することができますので、それらの基本的な操作と、画像認識やデータベース操作などを組み合わせました。
画像認識させることができるので、予期せぬエラーが画面上に発生しても対処することができます。
また、データベースにAndroid端末の状態を保存しておくことができるので、後で再開することができますし、Webアプリケーションで状況をリアルタイムに確認することもできます。
プログラム言語は、AndroidアプリケーションはJava、マクロはRuby、WebアプリケーションはRubyを使用しました。
iMacrosを使用したシステム
iMacrosは、Webブラウザを自動操作するためのプラグインです。
誰でも無償で使用することが可能です。
私はいろいろな場面で利用しています。
Webページからデータを抽出したり、Webページの情報を毎月集計したり、すぐ売り切れる商品を購入したり、など、ビジネスだけでなく、プライベートでも利用しています。
仕事としては、ゲーム内で毎日のようにしなければならない操作を自動化したい、という個人のお客様の仕事を請負ったことがあります。
また、もっと大規模に大量のアカウントを繰り返し操作する仕事も請負ったこともあります。
iMacrosには、データを保存する手段がCSVしかありませんので、MySQLデータベースを準備し、Web APIを通してデータを保存しました。
また、自動操作の量が多かったため、たくさんのサーバをレンタルし、iMacrosを並列実行させました。
レンタルサーバのOSは、軽量のLubuntuを使用しました。iMacrosはLinux版のFirefoxでも動作します。
iMacrosの実行、停止などの制御は、専用のWebアプリケーションを開発し対処しました。
画像解析
画像に表示された文字を抜き出すプログラムを何回か開発しました。抜き出す文字は、数字やアルファベットです。
TesseractOCRというツールを使用して、画像を学習し、それで精度が出れば、それが最も簡単な方法でした。
しかし、ノイズがランダムに含まれる場合は、ノイズを減らす前処理をしてTesseractOCRを使用したり、文字種が限定されていれば独自に解析することもありました。
画像処理は、主にOpenCVを利用しました。
最近は、ディープラーニングが実用化されているので、今後は採用していくことになると思います。
ディープラーニングは、画像解析ではない用途に対してTensorFlowを使用して解析した経験がありますので、採用しやすいです。
Webアプリケーション全般
開発経験が一番長いのがJavaやRubyを使用したWebアプリケーションの開発です。主に、フルスタックのRuby on Railsを使うことが多いです。フロントエンドなどの最近の流行りを使用することは少ないです。Ruby on Railsに取り込まれれば使う、というレベルです。
サイボウズのキントーンのように、お客様がある程度カスタマイズできるサービスもあります。データベースと、それを操作するための画面を簡単に作ることができます。
しかし、それでは実現できない、あるいは、実現できるがスマートではない場合があります。そのような場合は、独自のWebアプリケーションを作ることになります。
ツルギーク情報局の役目は、大規模ではなく、小規模なWebアプリケーションが必要なお客様にお役に立つことだと思っています。
社内システムであれば、月額1000円くらいのVPSを採用すれば経費を安く抑えられます。
無停止を求められる場合や、負荷の変動が激しい場合はAWSを使用した方がいいかもしれません。
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